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アンチ武豊

2013年の日本ダービー。

 

競馬界は彼の復活を待っていました。

 

私も待っていました。

 

馬券はテイエムイナズマとの2頭軸にしていたので、見事にはずれましたが。。。。

 

競馬の本を出している人は、
アンチ武豊騎手って人がけっこういますよね。

 

SS直仔がいなくなり、
彼の時代は終わった、みたいな。

 

でも、終わらなかった。

 

終わらせなかった。

 

なんでだろうって考えていて、
武豊騎手の本「勝負師の流儀」を読んでわかったんです。

 

彼が諦めていなかったからです。

 

自分はまだやれる。
もっとやる。

 

そう心に決めていたからです。

 

彼の高すぎる身長は、
決して騎手の中では恵まれたものではありません。

 

武豊騎手を恵まれた騎手だと考える人は多いみたいですが、体格からいえばマイナスです。

 

でも、これだけ一線でやれるのは、
技術だけではなくて、彼のマインドだと思うんです。

 

どうすれば勝てるか。
どうすればもっと自分は上にいけるか。

 

常に考えている彼だからこそ、
G1100勝。ダービー5勝という金字塔を打ち立てられたのでしょう。

 

トーセンラーでG1の100勝目を飾ったとき、
トーセンラーも、まわりまわってやっと自分と合う騎手と出会えたなと思いました。

 

なんでもかんでも外国人を乗せるのは2流の調教師だと思います。
その馬の能力を最大限引き出せる騎手を選ぶ。

 

それも、調教師の仕事の1つなんじゃないかと思うんです。

 

高い素質がありながら、なかなか開花しなかったトーセンラー。

 

まだ終わってない。そう思っているのに、勝手に世間が終わらせようとした武豊騎手。

 

この似たものコンビが、あんなに鮮やかにG1を勝つ。

 

競馬ってただのギャンブルじゃないな。

 

そう思わされました。

 

成功は次の失敗の始まり。
失敗は成功の母。

 

成功と失敗は螺旋状に繰り返すのは、世界のルール。

 

また、武豊騎手の前には壁がでてくるのかもしれません。
でも、それを越えたときに、また武豊騎手は大きな勲章を手に入れていると思います。

 

私たちも負けそうなときは、
いつでも笑顔で前を向いている武豊騎手を思い出して、この世界で生きていきたいですね。

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